今回は私がやっている「優待株」について今までの経験で気を付けたことを書いていきます。
この記事に書いてあること
- 優待をもらうなら日本株
- 人気の優待銘柄は株価も高い
- 高すぎる優待株は廃止・改悪リスクがある
まず初めに、この記事で出てくる名称をご紹介します。
★日本株の中で株主優待がもらえるものを【優待株】
★日本の株をまとめて【日本株】
★アメリカの株を【米国株】と記載しています。
株価に決まった価格はない。常に変動するものである
よく「株っていくらから買えますか?」という質問をされます。
答えは1株なら6円のものがあり、私が今まで購入した中には2円のものもありました。
しかし、安いものがいいというわけではなく、株価は需要と供給によって変動します。
人気がある(需要がある)株は価格が上がるし
人気がない(需要がない)株は価格が下がります。
米国株に株主優待はない
米国企業は株主還元を重視しているため、配当金を出します。
米国では「数字重視!現金重視!」のシビアな株主が多いために企業もできるだけ配当を増やそうとする傾向があります。
日本株(特に優待株)は100株単位で購入するためまとまった金額が必要ですが、米国株の場合1株から購入できるために購入金額が少なくて投資できます。
優待を廃止・改悪する企業もある
株主優待は企業が取締役会で改悪・廃止ができます。
理由としては、企業の業績悪化もあると思いますが優待コストの重さも関係してきます。
優待を新設した会社が個人株主の増加によりコストが増加して廃止した優待もあります。
私が保有していて1回だけ株主優待を実施し廃止した企業もあります。
理由は利益還元策について、剰余金の配当を優先して実施する方針にしたということでした。
改悪・廃止が多い優待品の中身
QUOカードは導入しやすい反面、コストが大きくかかります。
その分、廃止も早いです。
株価のチャートを見ると優待導入の発表で株価が上がり、廃止後に落ちるというのがよくあります。ご注意ください。
ポイントサービスでは、前年と比べて交換のポイントが2倍になるなど実質改悪の時もありました。
長期保有しないともらえない優待もある
優待を取得するためには権利日に所持しておく必要があります。
企業の中には、長期保有すると金額がアップする銘柄や長期保有しないともらえない銘柄があります。
たとえば
- 長期保有すると金額がアップする銘柄 → クリレス
- 長期保有しないともらえない銘柄 → JT
保有株数で優待内容がアップする銘柄もあります。
近くに優待が使える店舗があるか確認しておく
せっかくもらっても使える店舗がないと優待券の価値は無くなります。
フリマサイトなどで販売する方法もありますが、せっかくなので自分で使いたいですよね。
マクドナルドなどは店舗数も比較的多いですが、優待取得するための金額が多くなります。
その場合には、ジェフグルメカードなど有効期限がないものを取得するのもおすすめです。
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