実は我が家の生活用水は井戸水(飲用水用)です。
冬に必須の加湿器ですが、どの加湿器も井戸水での使用は禁止･･･
以前の自宅(水道水)で使用していた気化式の加湿器が使って2日で壊れたため、買いなおすことに。
そこで現在、井戸水でも使用できている加湿器を見つけたので、使用中の注意を含めレビューしていきます！
※あくまでも個人の見解です！使用に関する保証はできません。
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井戸水と水道水の違い
簡単にざっくり一言で説明すると
【水道水】塩素(カルキ)消毒されている＝残留塩素が含まれる＝雑菌の繁殖を抑えてくれる＝しばらく置いておいても安全
【井戸水】自然にろ過＝塩素消毒をしていない＝早く使い切らなければならない＝衛生管理のため、飲用する場合は煮沸などによる殺菌消毒が必要
加湿器の種類
おおまかに3種類あります
【超音波式】超音波の振動でミストを放出。基本的に除菌効果がないため雑菌の増殖がある
【気化式】水を浸透させたフィルターに風をあて気化させる。雑菌を放出しない
【加熱式(スチーム式)】やかんのお湯を沸騰させて蒸気が出るイメージ。雑菌を放出せず素早くうるおう
手入れしやすさと値段で選ぶのがおすすめ！
井戸水はミネラル成分(カルシウム・マグネシウムなど)が豊富なため、白い結晶が大量にこびりつきます。シンクも少し放っておけば白い跡がつきますよね･･･
フィルターやパーツの少ないものを選ぶことで、日々のお手入れが格段としやすくなります。
そして肝心の値段。
井戸水での使用はどの加湿器でも推奨されていないので、たとえ壊れても1シーズンで捨てられるくらい気軽な気持ちで買える値段がおすすめです。
選んだのはこちら
TEKNOS EL-GY07 加熱式スチーム式(タンク容量3.7L)
商品サイズ(cm) 幅約15×奥行約31.6×高さ約28.4
- 電源電圧 AC100V
- 電源コードの長さ 1.8m
- 消費電力 270W(強運転) 140W(弱運転)
- 加湿量 320ml/時(強運転)、160ml/時(弱運転)
- 適用床面積 木造約5畳 鉄筋約8畳
- タンク容量 約3.7L
- 本体質量 約1.29kg(水含まず)
- 安全装置 電流ヒューズ、温度ヒューズ
メリット
- パーツが少ない
- フィルターが小さく掃除しやすい
- 操作が単純
- 加熱された蒸気で加湿されるため清潔
デメリット
- 加熱式のため電気代が他種類の加湿器よりも高い
使ってみた
本体はすこしレトロな感じ。
最先端の家電ではないですがシンプルなので部屋に馴染みます。
タンクに半透明グレーで水の残量が見やすくて良いです。
↑弱運転時のランプは赤で点灯(薄暗がりで撮ってみました。)
↑強運転時の点灯ランプは緑。まぶしさはありません。
我が家は6.5畳の寝室(木造)で使用中。弱運転10時間で写真一枚目のタンク半量が残量でした。
強運転だと6時間で空っぽになりましたが、自動で運転を停止し空だきを防止してくれるので安心です。
吹き出し口はこんな感じです。
ここからあったかい蒸気が出てきます。
このフタと外すとこんな風になってます。
この筒状の下に円形のフィルターが入っており、フィルターもすべて外した状態がこちら。
白い結晶が･･･！！！
さっそく掃除していきます。
めんどくさがりでもできる5分掃除方法
使用後コンセントを抜き、温かい内に掃除を開始します(←ここポイント)
★必要なもの
- クエン酸 ティースプーン1杯程度
- お湯・器 フィルターが浸かる分だけで良いので少量
- ブラシ 100円ショップ
- キッチンペーパー 1～2枚
クエン酸はこちらを使っています。
ブラシは使いやすそうなものであれば自宅にあるものでも何でもOKです。
ブラシの素材が柔らかいものではなく、ある程度コシや固さがあるものだと結晶が取りやすかったです。
私はこちらの排水溝ブラシをセリアで購入し、ブラシの固さは大満足ですが大きくて使いづらいのでこれはおすすめしません。垂直にブラシがあるものが良いですよ！
★掃除方法
- タンクから水を抜き、タンク内とフタをすすぐ →拭く
- 吹き出し口のパーツ2つをとり、すすぐ →拭く
- 本体を逆さにし水を抜き、フィルターを取り出す(激熱なので注意) →本体を拭く
- クエン酸を少量のお湯(フィルターが浸かるだけ)で溶かしておく
- 4で作ったクエン酸水にフィルターを浸す 5分程度放置(長く置くとミネラル分の再結晶化が進むためNG)
- フィルターをクエン酸水から取り出して絞ったら干す
～ フィルター5分の待ち時間で本体の小掃除タイム ～
- ブラシにクエン酸水をつけてブラシで気になる部分をこする
- こすった後は乾いたキッチンペーパーで拭く
★こんな感じで乾かします。
使用前はすべてのパーツを元に戻してくださいね。
クエン酸でピカピカに！
とってもきれいになりました。
それでもこびりついたミネラル分はこうして取る！
掃除をせずミネラル分が本体に溜まってしまった場合は、フィルターをクエン酸水に1日中つけておき、セッティングするときに絞らずそのままセット、加湿器をONにしてください。
そうすると再びフィルターが温められてクエン酸が本体に広がり翌日かなり取れやすくなります！(翌日は本体が熱い内にブラシでこすってください)
注意事項
この加湿器は井戸水での利用を推奨していません。あくまで私が使えたよ！という内容になりますので心配な方は別の方法でお部屋を加湿してください！(洗濯物を干すetc)
井戸水には塩素が入っていないことが多いので、とにかく雑菌の繁殖が早いことから必ず毎日水を入れ替えてください。
水をつぎ足して使用するのは危険です。加湿器肺炎の危険度が高まるので注意してくださいね。
フィルターは月1で交換が推奨されています。(私は数か月使用しても今のところ大丈夫なので毎日掃除が大切かも。)
★別売りフィルター(モノタロウ公式サイト)
口コミを見るとフィルターがなくても使用できるようですが、やはり白い結晶を本体にこびりつかせないためには使用した方が良さそうです。
フィルターは少し高価なので、フェルトを切って作成し代用するパターンもあるそうです。
私的には、毎日クエン酸につけおくと何の問題もありませんので、フィルターだけでも毎日頑張ってつけおきしましょう！
ちなみに純正のものではありませんが、別のメーカーの山善のフィルターでも使えそうですので載せておきます。
まとめ
- 井戸水でも問題なく使用できる！
- とにかくミネラル分を取り除く！溜めない！がポイント
- 加熱式(スチーム式)を選んですこしでも清潔に！
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